日本プラダー・ウィリー症候群協会 Prader-Willi Syndrome Association Japan (PWSA Japan)

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医師からのメッセージ

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2.人生の始まり、生まれてから乳児期

 赤ちゃんの時期は寝てばかりかもしれませんが、目がさめているときには抱いて声をかけ、赤ちゃん体操をしてあげましょう。ミルクが飲みにくい場合は、ミルクの温度や姿勢、哺乳瓶の乳首をかえたり、いろいろ工夫が必要ですが、それでもなかなか飲めないことがあります。無理をして時間ばかりかけて飲ませるよりは、一時期はチューブ栄養にしても、わが子と気持よくかかわる時間を増やしたほうが、安定した母子関係をたもつことができましょう。チューブはそのうち必ずはずせます。

 また、肥満がこわくてミルクを与えるのが心配になるかもしれませんが、この時期に肥満の心配はまったく不要です。ただし、チューブの場合は体重をみながら量を調整し、過剰に与えすぎないようにしてください。
肥満が心配でミルクを薄めたくなるかもしれませんが、栄養が不足し発育や発達に悪影響を及ぼしますから、それはしないでください。

(文責 長谷川知子 … 自身の経験や医学文献、親ごさんたちからの情報、それにPWSA-USAのMedical Alert を参考にしています)

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